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Diary 2006

12/31/2006

長い一年だった。
バッテリが消耗してしまったので電子手帳revoを捨て、5年ぶりに紙ベースの手帳だけにした。revoではto doリストが便利だったのだが、仕方がない。付箋を手帳に貼ることにしたが、なければないで、困らない。考えてみれば、バックアップや充電は結構面倒だった。
Eメール送信時のSMTP認証が必要になったため、対応するメーラに乗り換えた。
サイトのアクセス数は、約49000になった。思い返してみると、公開時はDB中心で(それは今もあまり変わってない...)コンセプトは「誰もやっていなくて、長く残るもの」だったと思う。
最近はあまりモノを考えておらず、diaryはほとんど写真しか更新できなかった。

12/30/2006

禁欲が富をつくるのか(ウェーバー「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」)
快楽が富を発展させるのか(ゾンバルト「恋愛と贅沢と資本主義」)
-JMM402F「諸国民の富」

12/29/2006

武満徹と小沢征爾の対談「音楽」(新潮文庫)を読んでいる。
小沢征爾は、師である斉藤秀雄からヨーロッパ行きを許してもらえなかったとき、その理由を「斉藤先生の秘書代わりの僕がいなくなると困るから」と思ったそうだ。(結局、見送りにきて餞別までくれたので、感激したとのことだったが。)
オオモノは、やはり違うのだ。
文庫版の解説を細野晴臣が書いていた。84年(YMO散会翌年)4月という時期からか、YMOの振り返りと、今後の展望のような内容だ。

10/01/2006

「日本人が愛する桜という花は戦の象徴でもあった。桜は死の花ではないか。桜は狂気も、毒も、その美しさの中に含んでいて、その表現は隠している。しかし、われわれの潜在意識は、その狂気と毒を感じ取ってしまうのではないか。
それでは何故、薔薇を飾って落ち着いたのだろう。それを考えて私は再びハッとした。薔薇がその棘によって、自分の中の毒をきちんと表現していることに思い当たったからだ。
…この桜に象徴される恍惚は、おそらく他の国の人々には理解できないのではないだろうか。それは不安感であり、胸騒ぎであり、混乱であり、幸福感である。」
太田光・中沢新一「憲法九条を世界遺産に」

9月26日、安部内閣発足。

08/15/2006

冷蔵庫を買った。炭化水素(自然冷媒)をつかった、いわゆるノンフロンタイプだ。5年前は、「引火する危険がある」などといわれていたが、今では各社が製品化している。
環境の仕事は面白かった。理科教育、技術者の待遇、人の欲望など、いろいろなことを考えた。

04/22/2006

最近スケジュールでも文書でも、PCに入れてしまうと安心して、自分の脳で憶えておこうという意志が働かなくなってきてるかもと思っていたら、先日の日経新聞にそのような記事がでていた。

02/07/2006

「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である」(二宮尊徳)そうだ。
「金儲けは是か非か」という2元的な問いの立て方が間違っているということ。

01/21/2006

雪。都心で98年1月15日以来の積雪。